舞台挨拶余話
現在発売中のBRUTUS 7/15号(マガジンハウス)では巻頭に「NO BIKE, NO LIFE 自転車に夢中!」と題した自転車特集を掲載しています。ここで注目したいのは、大友克洋・寺田克也両氏による描き下ろし“ジロ・デ・イタリア2007観戦記”のコーナーです。世界三大ツールとして、この「ジロ・デ・イタリア」は「ツール・ド・フランス」「ブエルタ・ア・エスパーニャ」とともに名高い自転車競技ですから、ご存知の方もそれなりに多いのではないでしょうか。
で、その「ジロ」の模様をふたりの絵描きが現地入りしてレポートするという恐るべき企画が、今回の特集でイラストドキュメンタリーとして実現してしまったのです。大友さんと寺田さんのカラーイラストやら写真やら文章やらがたくさん載っていて、これはファンならずとも至福の8ページと言えるでしょう。
三大ツールを観戦するのであれば「ツール・ド・フランス」が一番有名なんじゃないかと思って、実は出発直前の大友さんにそのことを伺う機会があったんですけれども、回答はとてもシンプルなものでした。
「……パンターニの故郷だからね。やっぱりイタリアでしょう」
大友さんと寺田さんは「クラブパンターニ」なる会を結成するほどの自転車仲間であり、そして同時に、マルコ・パンターニ(1970-2004)というイタリアのロード選手の大ファンでもあったんですよね。なるほど、納得。
この取材は映画『新SOS大東京探検隊』とは何の関係もありませんが、5/19の公開初日に大友さんが新宿バルト9に姿を現さなかったのは、いまだから話せるこんな理由があったのです(笑)。
おかげで、イタリア国内を転々としている大友さんの宿泊先を追いかけて、雑誌のインタビュー原稿のほか、来場者プレゼントのポストカードや、プレスシートなどの確認を、同行している編集者さんを通じてメールで何度もやりとりさぜていただきました。(その節はありがとうございました>Fさん)。中には納期がギリギリなのにデザインを大幅変更しなければならなかった局面もあったりして、本当に死ぬかと思いましたが、こうして無事に乗り切ってみれば、それも楽しい仕事の思い出の一つという気がします。
それはともかく、ぜひBRUTUS最新号をご覧になってみてください。大友克洋描き下ろしイラストの特別付録もついてますよ!
■BRUTUS ONLINE
http://www.brutusonline.com/
桑島(宣伝P)
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