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2007年4月

2007年4月30日 (月)

入場者プレゼント

公開初日の5/19(土)から全国の上映劇場では、入場者への先着プレゼントとして『新SOS大東京探検隊』オリジナル・ポストカードの配布を予定しています。本日はそのために描き下ろされたイラストが上がってきました。

描き手はなんと、巨匠・大友克洋氏!

今回のキャラクター原案をもとに、大友さん自らが『新SOS』の劇場公開を祝して手がけられたとのこと。この作品の原作者として、影ながら応援してくださるその気持ちが心憎いですよね。

絵柄や配布枚数などは、あらためて公式サイトでお知らせしますので、続報をお待ちください。

桑島(宣伝P)

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2007年4月29日 (日)

3Dアニメ

『新SOS大東京探検隊』の大きな特徴の一つに、「3Dアニメ」で作られたという点があります。3DCGを駆使しながら、ごく普通の平面的なセルアニメ(=2Dアニメ)にしか見えないそのタッチと動きにこそ、高木監督をはじめとするスタッフが一丸となってこだわってきたわけですが、そこには世界に誇る日本のアニメが持つ力を、さらに飛躍させる可能性が秘められているように思います。まあ、観客の皆さんにとっては、デジタル技術の博覧会をご覧いただくわけではありませんから、そんなテクニカルな話はどうでもいいことなんでしょうけど、それでも、もしかするとこの作品が日本のアニメ史における転換点になるのかもしれないと、そんな予感が強くしています。

さて、この映画の特徴を伝えるために、前述の通り「3Dアニメ」という言葉を宣伝で用いてきたのですが、何度かこんなことを聞かれました。

「3Dアニメって、飛び出す立体映画のことなんじゃないの?」

最近受けたこの質問には、正直頭を抱えました。宣伝でいつも難しいと感じるのは言葉の使い方なんですが、古ければ「死語」になるし、新しい場合は伝わらない。だから、観客を半歩リードする絶妙な一言、保守と革新の間にあるヒットへつながるツボを探り当てようと、ぼくら宣伝マンは知恵を絞るわけです。ですが、まさかこの作品のキモとも言える「3Dアニメ」という言葉が混乱を招くとは思わず、これには大いに悩まされました。

確かに「3D映画」と言えば、“飛び出す映像”ということになりますが、アニメやCG業界での用語の使い方を参照し、今回は結局「3Dアニメ」で押し通すことにしたんですけどね(笑)。まあ、こんなふうに言葉一つをどうするかで延々と議論を重ねるのも、宣伝の舞台裏としてはごく当たり前にあることなんです。

ちなみに、「3D映画」のことについては、ジャーナリストの大口孝之氏が手がけているこちらのWebサイトがとても参考になります。本題とは外れますが、面白いですよ。

http://www.tcat.ne.jp/~oguchi/

桑島(宣伝P)

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2007年4月28日 (土)

版権イラスト進行中

今日の動きとしては、初日舞台挨拶のこととか、配給側との未解決な懸案事項の調整だったり、ブログに書けない水面下のことばかりでしたが、そのほかには荻窪のサンライズ・エモーションスタジオ(旧スチームボーイスタジオ)のスタッフにお願いしている版権イラストの進行チェックがありました。

これは6/8売の某アニメ誌向けの描き下ろしイラストで、ぼくがやっているのは編集部とスタジオをつなぐ窓口。自分自身は進行を見守るぐらいでほとんど何もしていませんが、従来の描き下ろしと、この『新SOS』はやり方がずいぶん異なるので、横から見ているだけでもかなり興味深いものでした。

描き下ろしなので誌面に掲載するまで肝心のイラストはお見せできないかもしれませんが、機会があれば編集部からどんなふうに発注があって、どんな手順で進んでいるかを、経過を含めて具体的な記事にしたいと思っています。何が興味深いかというと、この作品の場合はキャラクターが3DCGでモデリングを完了しているので、ハードディスクに登場人物が実在しているところがポイントと言えます。ですから、その役者に対して必要なのは演技指導であって、舞台(背景)さえ用意すれば、あとはデスクトップ上で自在に撮影(コンポジット)することが可能になります。つまり、本編のデータさえあれば、あらためて人物を描く必要がないのです。

編集部から求められた内容(記事の狙いや誰を登場させるか)に沿って、それを現実的なカメラアングルに置き直し、レイアウトを決定。それ専用の背景を発注し、登場人物の表情やポーズ、ライティングなどを演出。総合的に調整を取りながらそれらをコンポジットした後に完成となります。そんな版権イラストのためにキャラクターを描かないで済むところに、この『新SOS大東京探検隊』の凄さと、アニメの未来の片鱗を感じています。

この話は実際の素材がないとわかりにくいでしょうから、いずれ続きを書きますね。

桑島(宣伝P)

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2007年4月27日 (金)

予告編&ポスター

Posb1_2t こんばんは、桑島です。世の中ではGWということになっていますが、そういうときにこそ忙しいのが映画業界。われらが『新SOS大東京探検隊』は公開までひと月を切り、宣伝の準備もいよいよ大詰めを迎えています。たぶん、この時期は休日返上で頑張っている同業者も多いんじゃないでしょうか。

今日一番のトピックということでは、ようやく公式サイトで「予告編」の配信が始まりました。これでこの作品の魅力が少しでも多くの人に伝われば、宣伝マンとしてそれに勝る喜びはありません。長さは60秒とやや短めですが、ぜひご覧になってみてください。

実際に上映する劇場にもそろそろプリントが届くはずですから、GW期間中にこの予告編をご覧になる方もいるかもしれませんね。(新宿バルト9は予告編をなんと2Kデジタル上映してるそうで、ちょっと凄いコトになってます)。そうそう、各劇場ではポスターの掲出やチラシの配布も始まるはずですから、そちらもチェックしてみてください。

ちなみに、画像は今回のB全ポスター。これは目立ちそうですよね(笑)。

桑島(宣伝P)

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2007年4月26日 (木)

取材日

取材日
本日は『新SOS大東京探検隊』公開に向けた取材日ということで、汐留某所に監督の高木真司さん(写真中央)、アニメーションディレクターの小原秀一さん(写真左)、原作の大友克洋さんのお三方がやってきました。

取材は複数の媒体が入れ替わりながら、午後から5時間に渡りみっちりとお話を伺う比較的ハードなスケジュール。来日する大物ゲストのような秒刻みの進行ではありませんが、それでも日没まで7媒体&VTR1班というタイトな組み合わせをどうにか凌げたので、まずはホッと一息。まあ、よくあることなんですけど、諸事情でスタートが一時間ほど後ろにズレたときには、内心どうなることかと思いました(笑)。

というわけで、掲載誌についてはまたあらためて媒体名や発売日等をお知らせしたいと思います。どうぞお楽しみに!

桑島(宣伝P)

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2007年4月25日 (水)

ごあいさつ

いよいよ本日から「新SOS大東京探検隊ブログ」をスタートすることになりました。ライターを務めます株式会社エモーションの桑島龍一です。はじめまして……と書きたいところですが、かつて自分はこの作品の前作にあたる「スチームボーイブログ」を担当してまして、何の偶然かこちらで続投させていただくことになりました。これも何かのご縁ということで、よろしくお願いします。

早いもので『スチームボーイ』の公開から3年。思えばいろいろありました。このブログでは公式サイトのほうではなかなか書けないアニメーション制作の舞台裏を、皆さんにご紹介したいと思います。どうぞお楽しみに!

というわけで、『新SOS大東京探検隊』は5/19(土)から新宿バルト9ほか全国ロードショー。公式サイトは以下で展開中です。

http://www.tokyotanken.com/

桑島(宣伝プロデューサー)

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